2012/08/25

ビジネスプロデューサーと社会的意義

私は今B to BをメインとしたIT企業で新規事業の企画と立ち上げを検討していて、目下修行中の身なのですが、5年〜10年のキャリアプランとしてはビジネスプロデューサーというのを目指しています。ビジネスプロデューサーという言葉はコンセンサスのとれた定義はまだないようですが、私のなかでは自分が見つけてきたビジネスシードから企画、または人が作ったビジネス企画を実現可能なビジネスモデルを作り上げ、立ち上げて商品なりサービスを販売にこぎつけて(0→1)、企業内でそれなりにインパクトのある売上に育て(1→10)、ビジネスを収益化する(10→100)まで携わる役割だと考えています。そして主体となる企業にとってはアウトサイダーの立場から支援するアドバイザリーの役割であるのがベストだと思います。

ビジネスプロデューサーという役割を痛切に必要だと感じたのは、日本の産業の問題点です。製造業であれば、日本の製品は小型かつ高性能でリーズナブルな価格ですが、売り方やブランディングという要素が弱く、Appleのようなエコシステムを作ることを苦手としています。 ITにしても、新しい要素技術は高いレベルを持っていたとしても、それをビジネス化するのは必ず米国で、米国で普及し始めると日本でそれを真似てビジネス化し始めるパターンばかりです。もちろんビジネス化する能力の差は多少あるかもしれませんが、この差はトライ・アンド・エラーの数の違いによる量稽古と確率の違いに過ぎないのではないかと思うのです。

こうした状況を打破するには、やはり日本もどんどん新しいビジネスを興さなければいけません。普通の企業、とくに古い体質の内資企業では新規ビジネスを立ち上げるというのは特別なイベントになってしまっているでしょうから、どんどんトライしてどんどん失敗することが必要だと思うのです。そこでビジネスの立ち上げという一番難しいフェーズをガイドし、失敗するにしてもうまく失敗してくれるビジネスプロデューサーというガイドが必要ではないでしょうか。

ビジネスプロデューサーという存在が定着し、当たり前のように利用されるサービスになると、日本のビジネスシーンが活発化してくるのではないかと思います。

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