2012/09/10

インターネットが本当にもたらしたものは何だったのだろう


現代のビジネスシーンにおいて、とてつもない存在感を示すようになったインターネット。もはやインターネットのなかった時代のことなどほとんど思い出せません。私はインターネットが生まれてからビジネスの世界に足を踏み入れた人間なので、インターネットやPCがなかった時代にどのようにビジネスが営まれていたのか想像がつきません。
どんな領域のビジネスであれ、ネットはビジネスに影響を与えてきました。ネットが生まれてから発生したビジネスモデルといえば、ECサイト、ポータルビジネス、アフィリエイトなど、ネットをビジネスの中心に据えたビジネスもありますし、各企業のHP、ホテルやレストランの予約、イベント告知など、リアルビジネスのサポート役としても活用されています。

今一度ネットとPCの発明がビジネスと私たちの生活にどういった影響を与えたのかを分析してみたいと思います。そして、その力を逆にどうやって新しいビジネスに活かしていくのかを考えてみます。

距離の圧縮
これはとてもわかり易い事象です。ベストセラーのビジネス書「The World Is Flat」でも語られていますが、インターネットは世界との距離を0にしました。ネットやメールでやり取りする限りは、もはや東京と大阪だろうが、東京とカイロだろうが距離は関係なくなりました。これによって、実態を伴わない製品、つまりソフトウェアやサービスは世界中の企業が強豪になりました。もちろんフェイス・トゥ・フェイスのコミュニケーションのしやすさと言語・文化が未だに障壁になっていることも事実です。

時間の圧縮
これも大きな変化です。例えば広告の場合、これまでは顧客から広告の現行を入稿してもらってから印刷し、店舗へ配布し、消費者の手に渡るまで、少なくとも数日のリードタイムがありました。これがネットの登場によりリードタイムが0になりました。実際は修正の時間などもありますが、これもデジタル化により大幅に時間が圧縮されました。

24時間365日
ネットの窓口はいつでもサーバが不具合で止まらない限り開いています。だから店舗のように、何時から何時までの間に行かなければいけない、という制限がありません。これは利用者に多大な利便性をもたらしました。終電まで仕事をしても、週末の旅行の予約ができるのです!

必要な情報の取得
WEBページが10億を超えたというニュースをだいぶ昔に聞きました。いまでも増殖し続けています。その中から、自分に必要な情報を集めるための様々なサービス(RSSやソーシャルブックマークなど)により、必要な情報が勝手に自分の手元に集まるようになりました。

アウトプットした情報の拡散
このポストを掲載しているブログやメールマガジンのように、個人や企業による情報配信のコストが0になりました。昔は広告代理店に数十万から数千万払うのが当たり前の時代でした。

双方向性
Twitterで孫正義さんと直接コミュニケーションが取れるようになりました。これは衝撃です。今まで消費者は企業が一方的に流す情報を受け取ることしができませんでしたが、今は直接企業トップに話しかけることができます。一方、企業は加工されたユーザーの声ではなく、ナマのユーザーの声が聞こえるようになったのです。

個別化
インターネットはビッグデータの活用とIDの活用により、名無しさんに対してその人が好むものを提案できるようになりました。今やAmazonの広告は完全に個人が好むものだけを提案することができるようになっています。

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