2012/09/09

レンタルビデオ店の売上向上策


最寄り駅の駅近くにレンタルビデオ店があるのですが、これがまたお客が少ないのです。でもどの時間に行っても1,2組のお客が必ずいて、自宅に帰る途中、そのレンタルビデオ店のケースをもってる人を結構目にするのです。レンタルビデオ店はカード会員制や返却が必要な点から商圏が狭いですがリピート率が高いと思うので、それでも結構やっていけているんですね。
ですが、今はネットでのコンテンツ配信が拡大してきておりリアル店舗型のレンタルビデオ店はかなり厳しい状況にあるでしょう。そんなレンタルビデオ店がもっと売上を拡大するための方法を考えてみます。

まず、レンタルビデオ店の数字はよくわからないので、推測します。平均単価は仮に700円(DVD2,3枚の価格)、1時間に10人の顧客が借りるとして、営業時間は15時間だとすると、一日の売上は10.5万。25営業日で約260万の売上。レンタルDVDはリースで借りているものが多いらしく、仮に売上の30%としてみると約80万円。家賃が30万(陳列に場所を食う)社員は店長一人として60万とバイト3名で60万。コストが合計で240万ですね。あとは販促や諸費用で、まあこんな感じのPLだと思います。

レンタルビデオ店を、DVDとCDを借りるところという一般的なイメージからもう少し引き伸ばして、様々なコンテンツを調達するリアル店舗、と定義し直すと新しいビジネスが考えられます。
レンタルビデオ店のライバルとして今一番問題になっているのはネットでしょう。DVDやCDを購入するという行動に対し、レンタルビデオ店は一時的に借りることで安く済ませるというチョイスを消費者に提供していました。ところが、現在は同じような価格でネットストリーミングやネットストアからコンテンツを購入するということができるようになってしまいました。さらに、DVDやCDをのレンタル店舗をネットに置くという業態もリアル店舗のレンタルビデオ店を圧迫しています。ぶっちゃけた話、クレジットカードを持っていない大学生のアダルトビデオレンタルが収入源として大きな割合を占めているのではないかと思われます。
少し前置きが長くなりましたが、DVDやCDにとらわれないコンテンツ提供店舗として考えると、デジタルコンテンツを販売するリアル店舗というビジネスが面白そうです。スマートフォンやタブレットの普及により、デジタルコンテンツを購入して自分のモバイルデバイスに入れて持ち歩くなんてことが当たり前の時代ですが、結構まだネットでコンテンツ購入するだとか、それをiTunesとかで管理するということが、なんだかよくわからなくて手を出せないという人が多いのです。また、クレジットカードを持っていない人もいれば、ネットに登録するのが嫌という人もいると思います。そういう人にとって、店舗でフルサービスでコンテンツの購入とモバイルへの転送(+プレイリスト作成などの有料サービスも)をしてくれるサービスは案外需要があると思います。ネットで購入する体制を作るのにお金はほとんどかかりませんから、スタートするリスクも高くありません。また、クレジットカードがない人にとっても、店舗で現金で購入できれば便利でしょう。

さて、ビジネス性ですが、iTunesで映画を一本を買おうとするとだいたい2000円、レンタルもあるらしく、400円です。CDの場合、だいたいアルバムで1500円が相場ですね。DVDを買うのと比べても半分とまではいかないみたいで結構高いです。とすると、せいぜい2割程度の手数料が売上になるでしょうか。先の例で言えば、既存のレンタル業の半分の販売数だとして、260万の半分の130万の2割で30万弱ですね。売上としては少々少ないですが、すべて利益になるので、試してみる価値はあるでしょう。

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