2012/11/12

戦略とは何か

私は会社で新規事業・新規サービスの企画立ち上げに携わっていますが、戦略・戦術の違いに対してみんながみんな全く違う価値観を持っていることに驚きます。そしてこの価値観の違いか戦略策定と実行の大きな妨げになることがあります。耳学問ですが、私の考える戦略論について書いてみたいと思います。

戦略とは何か。一言でいうと、最終目標を達成するための一貫した行動指針です。

まず最終目標ありきです。最終目標は戦争ならば勝利が、企業ならば利益が目的になります。しかし、もう少し「どのような状態か」が具体的でなければイメージできません。例えば食品卸の場合は、高級輸入食品の取り扱いをメインとして世田谷区の高級スーパーのトップシェアを獲得する、というようなものです。

目標を具体化するとその時点で「どのように」という戦略が内包されるので、目標と戦略は不可分なものです。

次に一貫性が求められます。高級輸入食品でシェアを狙っているのに国産ブランドの商品ばかり扱っていてはダメですし、短期的な売り上げが欲しいからと特売を高級スーパーに提案してもダメです。これらは戦略と符合しない間違った戦術です。毛細血管一本一本に血が通うように、現場に戦略が浸透してなければ一貫性を保つことはできません。

そして、シンプルであること。様々な修飾語で着飾った戦略やビジョンがありますが、中身がないので言葉を飾っただけのハリボテばかりです。戦略やビジョンに社長の一人称や「当社は」という主語が抜けている場合はハリボテであることが多いです。戦略は言葉にするとシンプルで誰にでもわかるようになっていなければ、現場で実行されず、意味のない掛け声で終わってしまいます。

最後にダメな戦略立案について。戦略を立てるのが下手な企業は必ず数字ありきで戦略を立てます。というか、予算編成イコール戦略立案と思っている経営者がいます。数字は戦略という行動指針に従った結果達成される数字であって、事業部に数字を割り振ってこの数字に合う戦略を考えろと事業部長に指示を出すのはプロセスが全く逆であり、良い戦略に結びつくことはありません。数字ありきではなく、目標ー行動指針ー数値目標という落とし込みの順であることが重要です。

しかし、現実には株主や親会社などからの数字のプレッシャーがあるじゃないかと言われると、私は答えを持っていません。経営をしたことがない耳学問生の限界です。

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