2013/01/21

どこか違う?大手と町の個人リサイクルショップ



今日、読み終わって本棚の肥やしになっていた本が何冊かあったので、近所のブックオフに売りに行ったのです。
ほとんどが新書で14冊売って660円。
まあこんなものかと思ったのですが、私が行ったブックオフは衣類のリユースショップが一緒になっているタイプで、思わず6000円ほど衝動買い。
なんだか上手くブックオフの思惑に乗せられてしまった気がしなくもないが、リサイクルショプは売るにも買うにも凄くお得感がある。

ブックオフのような大手のリサイクルショップが最近増えているけれど、町のリサイクルショップも最近増えているような感覚がある。
昔よりも廃品回収車が頻繁に近所を回っている。
ネットでリサイクルショップで検索すると、結構高順位で脱サラリサイクルショップ解説マニュアルみたいな情報商材も見かける。


私は町のリサイクルショップをほとんど利用しませんが、ブックオフのような大手チェーンとビジネスモデルがどう異なるのかが気になったので、少し考えてみよう。
町のリサイクルショップの対比がブックオフでいいのかと言うと、ブックオフは本業が本とDVDなので少し違うが、ハードオフや衣料のリユースショップも増えているので同業と考える。


■ 客層が違う

ブックオフは客層が広い。
地理的な広さだけではなく、年齢層もそうだ。
マンガ本が沢山あるから子供から家族連れまでいるし、DVDやゲームもあるので若者の層も多い。
さらに、本を読む習慣を持っている人が多いのは中高齢の人々なので、意外とこの年齢層のお客も多いのだ。
今日私が衝動買いしてしまったブックオフ系の利用リユースショップは、男性、女性、若者から中年くらいまでの種類豊富な衣料がラインナップされているので、こちらも顧客層に対して間口が広い。

一方、町の個人リサイクルショップは地理的要因により客層が固定されている。
利用するのは主婦層や中高年のお客が多いだろう。
さらに、個人リサイクルショップは特定のジャンルに特化していることも多いので、またそれによって顧客層が狭まる。


■ テーマ特化

町の個人リサイクルショップは比較的オーナーの趣味が強く反映された専門的な店舗が多い。
例えば、オシャレな輸入家具に特化した店舗やアンティークを専門とした店舗、アース系の古着屋なんかがそうだ。
個人オーナーの店は、オーナーの趣味や理想とする店舗を作りたいという思いいれがあるので、こうした傾向が強いのだろう。
そして、自然と顧客層や品揃えを広く揃える大手チェーンのリサイクルショップとの住み分けになっている。


■ 買取システム

ブックオフは買取カウンターでの買取が商品の入荷になっている。
本の場合、本の内容は査定の対象になっておらず、本の状態だけで査定するというのはみなさんもご存知であろう有名な話。
この査定システムでは、誰も読まないが状態の良い本に高値が付く可能性があり、長期在庫化してしまうかもしれない。
リスクを回避するためか、買取価格としては全般的にかなり低い。

一方、町のリサイクルショップはお客からの持ち込みもあるし、廃品回収車で買取に回るパターンもある。
さらに、ショップによっては業者からの仕入れることもあるようだ。
これらの手段のなかでも、廃品回収車で回って商品を仕入れるのは効率がよさそうだ。
売り手からすれば、わざわざショップまで持っていかずにすむのなら、本当に安い価格で引き取ってもらってもいいものが家にいくつもあるだろう。
粗大ごみじゃなければ捨てられないようなものであれば尚更。
楽してモノを減らしたいという売り手と、できるだけ商品を安く仕入れたいというリサイクルショップの思惑が一致するwin-winの関係になる。

リサイクルショップは、商品の仕入れが肝だ。
だからブックオフでは売り物の商品よりも買取商品のチラシを配るし、ブックオフで商品を買うと必ず売り物があったら売ってね、と言われる。
そして、リサイクルショップのオーナーは平日昼間に廃品回収車で時間をかけて商品を探しているのだ。



今後、デフレの影響でもっと大手リサイクルチェーンが増えるのだろう。
環境にはいいことだが、経済的には製造や小売をにマイナスのインパクトがある。
とはいえ、需要があるのだから仕方がない。
個人店が大手リサイクルチェーンに対抗するには、特化型や地域型で差別化していくことになるのだろう。




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photo credit: Sunbeam Free Photos Art & Fun via photopin cc

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