2013/01/12

社長が語る!マクドナルド60秒キャンペーンの目的は





つい数日前のポストで、マクドナルドが1月4日からはじめた「Enjoy!60秒キャンペーン」の目的はなにかを考察しました。
たまたま新聞で日本マクドナルドホールディングス原田社長がその目的についてコメントしていたので取り上げてみます。

まずは原田社長のコメントを見てみましょう。


日経MJ 2013/1/7 P.15――――――――――
「定番の拡販には従業員の意識やサービス水準など店舗力の強化が不可欠だ。4日に始めた商品を60秒以内に提供できなければ顧客に無料券を贈るキャンペーンはチーム力の向上が目的。単なるお遊びではない。従業員1人が対応できる客数が1割増えるだけで驚くほど利益率が上がり、機械損失も減る」
――――――――――――――――――――


インタビューによると、やはり昼間の回転率向上による増収が狙いのようです。
このコメントの前段で、8ヶ月連続で売上高が前年割れした事への反省として、定番商品の値引きキャンペーンのしすぎと新商品の不発を挙げていました。
今回のEnjoy!60秒キャンペーンは値引きに頼らないキャンペーンを模索していることの現れということ。


このキャンペーンの効果を皮算用をしてみましょう。

このインタビューでは1割回転率が上がると驚くほど利益率があがる、と書かれているので現在顧客1人あたりかかっている時間は恐らく約66秒程度でしょう。
一店舗あたり、11時から14時のレジ数は平均2つで稼働率を90%と仮定します。
全国の店舗数が3200なので、6400(一店舗あたり2 × 全国の店舗数3200)のレジが稼働していることになります。
1顧客あたり60秒でさばけるようになると、約66秒かかっていた従来と比較して一時間あたり 6400レジ × (3600秒/60秒 - 3600秒/66秒) × 90% = 31万人の増客。
顧客平均単価が400円だとすると1億2千万円の増収で、キャンペーン対象時間の11時から14時のあいだで約3億6千万円の増収効果になります。
一ヶ月で100億円の増収です。
年間売上高が3200億円などで、このインパクトは小さくありません。


世界のマックも不調に終わり、マックカフェもまだ結果が出ておらず、8ヶ月連続で売上が前年割れしていて新しいキャンペーンの探求に四苦八苦しているようです。

勝ち続ける経営 日本マクドナルド原田泳幸の経営改革論
原田泳幸
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photo credit: HKmPUA via photopin cc
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