2013/02/10

Apple帝国iCloudの宿敵はDropboxとEvernote?



破竹の勢いでiPhoneとiPadユーザーを増やしているApple。
Appleのユーザーは妙にAppleに対するロイヤルティが高いものだから、Apple信者とも言われていますね。
何を隠そう私もいわゆるApple信者で、iPhone 3GSで初めてApple製品を使い始めてから、Macbook Air、iMac、iPadまで買い進めてしまい自宅にWindows環境がなくなってしまうというもっぱらのApple信者っぷりだ。

AppleはそのApple包囲網でさらにAppleファンのロイヤルティを高めるためにiCloudというサービスを始めた。
Appleが提供するクラウドサービスを用いて、iPhoneやiPadなどの外で使用するモバイルデバイスとiMacをシームレスに使うことができるというサービスだ。
例えば、iTunesで購入した音楽が自動的に同期されたり、iPhoneで撮影した写真が自動的に自宅のiMacのiPhotoに入っていたり、Safariのお気に入りも自動的に同期され、Apple製品ユーザーのユーザーエクスペリエンスを高めた。


これが使ってみると非常に便利で、特にAppleの場合は製品とOSとクラウドサービスがすべて統合されているので、ユーザーの設定やクリック数にかける労力が最小限で最大限の利便性が引き出せるようになっている。
これだけ便利なサービスを提供する理由は何かというと、ユーザーをAppleのエコシステム内にロックインするという目的がある。
参照: 「iCloud」はモバイルクラウドの象徴的モデル (Yahoo!ニュース) http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130208-00000032-zdn_b-bus_all

iOSデバイスとiMacのシームレスな連携はApple製品でしか享受することができないので、一度iCloudのシステムにロックインされてしまえば、次もiPhoneかMacを選択せざるを得ない状況になるというわけ。
Android OSのGoogleもクラウドサービスを提供していないわけではない。
むしろ、クラウドサービスについてはGoogleの方がよっぽど歴史も実績もある。
それでもGoogleがAppleほどのユーザーのロックインできていないのはハードとの統合性やPCのOSを開発していないことにある。


しかし、Apple帝国が決して安泰なわけではない。
今は様々なクラウドサービスが提供されていて、そのどれもがiOSとAndroid、WindowsとMac OSなどOSを選ばないサービスになっている。
例えば、テキストだけでなく音声や動画、PDFまでクラウドのノートに保存できるEvernoteや、ドライブを丸々クラウドに保存しておけるDropboxが代表的な例だ。

iCloudに比べればユーザーに要求するITリテラシーの水準は高いが、それでもOSを選ばないことはユーザーに豊富な選択肢を提供する。
このようなクラウドサービスは、今後もしAppleから魅力的なスマートフォンやタブレットがリリースされなくなってもAndroidに移ることができるし、その逆もまた可能になるという安心感を与える。
Apple帝国のユーザー囲い込みを開放するのだとしたら、こうしたオープンなクラウドサービスということになるのかもしれない。





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photo credit: iceman9294 via photopin cc

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