2013/02/02

経済的インパクトと社会的インパクト



いまさらですが、このブログはビジネスプロデューサーを目指す私が同じくビジネスをプロデュースする人たちのアイディアのネタになればいいなあと思って書いています。
私はビジネスを0からたちあげて1を生み出し、1を10に育てるという営みに多大な価値があると信じている。

新たなビジネスを生み出すことによって、大なり小なり新たなエコシステムが生まれる。
新たなビジネスは雇用を創出し、周辺産業の利益へ貢献し、最終的に納税という形で国にも貢献する。
だからビジネスを生み出すビジネスプロデュースという活動に価値を感じるのだ。


じゃあどんなビジネスでも価値が高いのだろうか?
売上が10万円しかなくても?詐欺的な商品を扱っていても?明らかに購入者にとって良くない影響があるとわかっていても?


そんなのニュアンスで良し悪しは分かるだろ、とか常識で考えろ、と断じたくなるけれど確かにビジネスプロデューサーたるものこの質問に答えられなければいけない。

私はそのビジネスの価値を測るために、2つの指標を使って価値を測るべきだと思っている。
別に10や20の指標があっても構わないけれど、分かりやすさから2つもあれば十分だ。
その2つの指標とは、「経済的インパクト」と「社会的インパクト」だ。


経済的インパクトとはその名の通り、経済的にどれだけ価値があるビジネスなのかという事だ。
そのビジネス自体が生み出す売上だけでなく、顧客が実際に感じる付加価値の合計、パートナー企業を含めてそのビジネスに関わる人の数、といったものがここに含まれる。
いわば、そのビジネスが生み出す社会への経済的な影響度の大きさだ。

もちろん基本的にはこの経済的インパクトが大きければ大きいほどよい。
ただし、それが必ずいつも正しい訳ではない。
ローカルビジネスや商圏の狭いビジネスならば経済的なインパクトの大きさが最重要ではなくなる。
むしろ地域社会とのフィット感だったり、地元地域へ与える影響が重要になるだろう。


一方、社会的インパクトという指標もある。
そのビジネスが日本社会に対してどれだけ大きな量的・質的貢献ができるかということだ。
多くの場合、ビジネスそのものが社会的インパクトの価値や大きさを決めてしまう。

例えば、人材ビジネスの場合は社会的インパクトが大きい。
人材ビジネスが儲かって失業者が減ることは社会にとってもメリットの有ることだ。

では最近流行りのソーシャルゲームを配給している会社はどうだろうか。
私は社会的インパクトが低い会社だと思っている。
ソーシャルゲームの経済的インパクトは申し分なく大きいが、エンドユーザーをどっぷり意味のないゲームにはまらせることには何の価値もない。
むしろマイナスのインパクトを持っている。
人々が生産的に使える可能性のある時間を奪い取っているからだ。


ビジネスを立ち上げて拡大させていく場面で、このビジネスは本当に続けていくべきか否かという判断に差し掛かることがあるだろう。
また、AとBどちらのプランを採用すべきか悩むという時もある。
そんなときにこれらの2つの指標はガイドラインになってくれるはずだ。
どちらの道のほうが経済的インパクトが大きいか、はたまた社会的インパクトが大きいか。
そしてより良く、より稼げる事業を打ち立てて行きたいと思っています。





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photo credit: Nick-K (Nikos Koutoulas) via photopin cc

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