2013/02/28

ジャーナリズム亡国日本


「国境なき記者団」という国際機関が発表した世界メディアランキングというものがある。
その国のジャーナリズムを、言論の自由が確保されているか、情報は公平かといった指標で評価し、国ごとにランキングをつけたものだ。
このランキングによると、民主主義の歴史が長いはずの日本がなんとも無念な51位にランキングされている。

51位という不名誉なランキングの原因として、記者クラブの存在が強く影響しているようだ。
メディアは言論の自由という権利を曲解してよく攻撃的な権利行使をする。
しかし、一方では記者クラブという主要メディアの寄り合い所帯がニュース性のある情報を独占する。
果たしてこれが成熟した民主主義のジャーナリズムだろうか?

しかし、問題は情報を発信する側だけにとどまらない。

日本の新聞は実は世界1位(読売新聞 1000万部)と2位(朝日新聞 750万部)の発行部数を誇っている。
これはそれだけ日本の新聞が優れているというわけではなくて、日本では異常に全国紙が強いのだ。
一方、欧米では地方紙が一般的なために、一紙の発行部数はさほど多くはない。
日本と欧米を比較して日本で圧倒的に全国紙が普及しているのは、日本国民が他の人と同じ情報を求めている、という性質が原因となっているのだろう。

日本人はジャーナリズムの生産と消費の両面で脆弱だと言わざるをえない。


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