2013/03/23

宝くじは国民が喜んで増税を受け入れる最高の仕掛け



あなたはロト派?それともジャンボ宝くじ派?
一発当てれば1〜3億円が手に入るというまさに夢の様なくじ。
私の聞いた話でも、当選金を有効活用して不動産を購入し、賃貸収入をあてに自由気ままな自営業をしている幸せ家族がいる。
なんとも夢のある話じゃないか。


だけど私は宝くじを買わないし、一度も買ったことがない。
全く割りに合わないと考えているからだ。

宝くじの収益、つまり購入金額の総額のうち、胴元の取り分(テラ銭)の割合はどれだけあるかご存知だろうか。
実は、全購入金額のうち当選金として購入者に還元されるのはわずか45%に過ぎないのだ。
半分以上は胴元である地方自治体と地方自治体から天下りを受け入れて業務委託を受けている公益法人の手元に入る。

一方、競馬や競艇のようなギャンブルは75%が当選金として購入者に還元される。
競馬や競艇は宝くじと違い課税対象なのだが、課税を加味しても還元率は58.5%であり、ギャンブルのほうがよっぽど期待値が高いということだ。


私個人としては宝くじは絶対に買わないが、公益ビジネスとしてこれほど優れた仕組みはないといえる。
宝くじ公式サイト(http://www.takarakuji-official.jp/)によると、宝くじ事業による収益金は1兆円にのぼる。
当選金支払いや手数料などで60%が経費となっているが、残りの4割の4000億円が地方自治体の元に入り、公共事業に使われている。

恐るべきはその購入者の裾野の広さだ。
宝くじ協会の調査によると、宝くじ購入経験がある日本人は約8000万人と推定されている。
実に日本人の7割に近い人が購入している。

さらに、ロトくじなどの数字選択式くじを1年以内に購入したことのある人は30%近くに達する。
宝くじを月一以上の頻度で買う人も13%に達していて8人に1人の計算だ。
こんな頻度でこれだけ多くに人に購入されている商品は、生活必需品を除いたらほとんど見つからないだろう。


宝くじを購入するということは、実際には喜んで増税を受け入れているということにほかならない。
10枚3000円のうち1200円が公共事業に使われるている。
紙切れと引き換えに人々が喜んで税金を納める天才的な仕組みを作ったのは素晴らしい。
ある意味、ビジネスとしての究極形と言えるのではないだろうか。









 にほんブログ村 経営ブログへ
photo credit: JLM Photography. via photopin cc

0 件のコメント :

コメントを投稿

LinkWithin

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...