2013/03/07

旅行ギフトカードと旅行カタログギフト


還暦を迎える両親に旅行を贈ろうとしたのだが、ギフトカードとカタログギフトという選択肢があるらしい。
はじめは何にでも使える旅行ギフトカードを検討していたけれども、なんだか額面が書いてあるギフトカードは味気ない。
価格が書いてあるとなんだか恩着せがましい。
余計なことを気にせずゆっくり旅行を楽しんで欲しいと思ったので、ギフトカードはパス。

次にカタログギフトの商品詳細を調べてみた。
カタログギフトは結構引く手が多いようで様々な会社が提供している。
結婚式の引出物でよくあるカタログギフトのように、カタログの中にあるいくつものホテルや温泉宿から好きなものを選べる。
私としては、特定のリゾートホテル招待券を送りたかったのだが、そういったギフト招待券は見つからなかったので結局カタログギフトを送った。


そんなわけで、ちょっとギフトカードとカタログギフトの仕組みの違いを考えてみたい。

ギフトカードは単純な金券だ。
購入者は旅行会社から1万円分商品と交換できる金券を購入し、その金券を相手に贈与する。
相手は好きなときに1万円分の商品とギフトカードを旅行会社と交換できる。

ギフトカードは多くの点で、その発行元の企業を利する仕組みだ。
ギフトカードは必ず一定額消費されないものが出てくるので、その企業が得をすることが多い。
たとえ100%消費されたとしても、想定された金額以上のコストは絶対に発生しない。
しかも、商品と交換されるまでは一切コストがかかっていない売上となり、キャッシュフローを安定させる効果がある。

ダイレクトマーケティングの大家、ジェイ・エイブラハムもキャッシュフローの安定と顧客の獲得のために先払いのクーポン販売を推奨している。


カタログギフトのビジネスモデルはどうだろうか。
カタログギフトもギフトカードと同じように、贈り主が宿泊権を旅行会社から購入し、その権利を相手に贈与する仕組みである。
ある意味ではオプション取引のようなものだ。

カタログギフトは初めに一定額を支払い、カタログに掲載されているどこの温泉宿でも宿泊が出来るという権利を購入する行為だ。

ギフトカードとカタログギフトの違いは、ギフトカードは明確な金銭的価値がある(額面1万円とか)のに対し、カタログギフトはあくまでも一泊する権利を有しているということだ。
繁忙期・閑散期は総じて宿泊価格(つまり、旅行代理店にとってのコスト)が高くなるものだが、カタログギフト利用者にとっての価格は変わらない。
だから旅行代理店はある程度のバッファーを販売価格に含めているはずで、購入価格の還元率という意味ではギフトカードに劣るだろう。


ところで、特定のホテルや温泉宿への招待ギフトはなぜ見つからないのだろう?
少なくとも主流の商品ではないようだ。
私だったら、自分が行きたいと憧れるような特定の温泉宿に両親を招待したいのだが。
だが、残念ながらそういったギフトの仕組みは見つからなかった。









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photo credit: hugovk via photopin cc

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