2013/06/13

スライウォツキーの利益モデルまとめ


スライウォツキーの23の利益モデルを一つ目から解説し始めてはや3ヶ月。
ようやくひと通り全ての利益モデルの解説を終えた。
中にはそんなの当たり前じゃん、と思われるような利益モデルもあったし、今なぜマッチングサイトやポータルサイトが花盛りなのかを教えてくれる利益モデルもあった。

読者の皆さんにもこの利益モデルを自社のビジネスに活かしてもらえれば幸いだ。
スライウォツキーの利益モデルについて筆を置く前に、この利益モデルとどう付き合えばいいのか少し考えてみたい。

 

プロフィットゾーンの移動と利益モデル

プロフィットゾーンは有機的に移動している。
それは以前のビジネスモデルが通用しなくなるという形で発露する。

プロフィットゾーンの移動、つまりビジネスモデルのターンオーバーは半世紀前は数十年単位の移動だったかもしれない。
しかし今では数年サイクル程度まで高速化してきている。
今の時代に生きる我々は、ビジネスパーソンとしての約40年間を1つの安定したビジネスモデルの上で胡座をかいていることはできない。
必ずビジネスモデルの大きな変化に出くわすことになる。しかも何度も。

利益モデルは、次にどのような利益モデルが台頭してくるのかを予測する羅針盤としての役割を果たしてくれる。
今後新しい利益モデルが現れることもあるだろうが、23の利益モデルを知っておけば今後起きる、もしくは今起きているプロフィットゾーンの移動がどこに向かっているのか、予想を容易にしてくれる
利益モデルを知る企業は、タイムリーに変化に対応して過去の成功体験に縛られたまま朽ちていくという成功企業によくある失敗の轍を避けられるだろう。


ウォルト・ディズニーのような優れた企業はプロフィットゾーンの変化に敏感であった。
80年台に映画のブロックバスター利益で大きな発展を遂げた同社だが、映画作成のコスト上昇によりもはや映画でブロックバスター利益を狙ってもそこはプロフィットゾーンではなくなってしまったことに気づいた。
そこでウォルト・ディズニーのCEOであったマイケル・アイズナーは、ディズニーキャラクターという資産を使った利益増殖モデルに路線変更したのだ。
このように、利益モデルは決して一つのモデルに固執するべきではなく、またモデルに当てはめるために無理にビジネスモデルを歪ませるためのものでもない。
ビジネスモデルの変更が必要になるときに経営者を導いてくれるフレームワークなのだ。


スライウォツキーの利益モデルは、一つひとつのモデルが厳密に相互排他的であるとは言えない
モデルによっては多少のオーバーラップがある。
スライウォツキーは理論の厳密さよりも、現実的に使える理論を目指していたと言える。

ビジネスのフレームワークはいかに美しい理論であるかよりもいかに使いやすいか、効果があるかが重要だ。
せっかく得た知識なのだから、失敗を恐れずに活用して結果を出していこうではないか。


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