2013/06/20

役に立つ相談、役に立たない相談


たった一人で事業を回しているベンチャー起業家でもない限り、ビジネスは必ず他の人とのコラボレーションを必要とする。
いや、個人事業主だって社員一人のベンチャー企業だって必ず外部の人との協力があるはずだ。
いずれにせよ、ビジネスにおける成功はどれだけ上手く内部・外部のステークホルダーと上手く協力できるかにかかっている言っても過言ではない。

人と協力してビジネスを進める上で最も大切なのは、上手い「相談」だと思う。
相談はビジネスにおいて様々な機能を持っている。
情報を得る、パーミッションを得る、アイディアをもらう、共有する、というように悩みを打ち明けるだけの機能ではないのだ。


役に立たない相談とは?

仕事ができないと言われる人たちには「相談が下手」という共通点があると私は感じている。
そして、下手な相談には2パターンある。

丸投げ相談

一つは、何も考えず「どうしましょう?」と聞いてくる相談。
上司が部下の思慮を試すようにこの質問を投げかけることはあるが、同僚に対して、または上司や外部の人に対してこの質問をするビジネスパーソンは要注意だ。

思考と判断を完全に人に委ねていて、私はあなたが決めたことをするだけのロボットですと言っているようなものだ。
こうした人はいくら作業が正確で早かったとしても、新たな付加価値を生み出すことはできない。
優秀なメンバーではあってもマネージャーやリーダーには向かない人材だ。

逆に多少思考が浅くても自分なりに考えて提案を持ちかけてくる相談者は優秀なビジネスパーソンの卵だ。


迷走している相談

もう一つの下手な相談は、目的がわからなくて迷走している相談だ。
こうしたい、ああしたい、という相談でもなければ何かを聞きに来たわけでもない。
相談されていても着地点が見えず、相手が何を欲しているのか分からない。

そんな相談を受けると時間と気持ちに余裕がある時ならまだしも忙しい時だととてもイライラがつのる。
相談している側が何を求めているのか分からなければ当然価値のある返答ができない。
相手に何を求めているのかをはっきりさせない相談は両者にとってただの時間の無駄だ。

迷走した相談をしてしまう人はたいてい論理的思考力が不足している。


自分への戒めも含めてダメな相談の例を挙げてみた。
人によってはこういうダメな相談を受けると、一発でその人に仕事ができないという烙印を押す人もいる。
挽回するのはなかなか難しいものなので、くれぐれも注意しよう。


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