2013/06/28

スケールできるのか、高収益化できるのか


ある新規事業の企画をGOするかしないか判断する上で、それってスケールできるの?あるいは高収益化できるの?という問は良い判断基準をくれる。

何か企業戦略的に理由が無い限り、新規事業はビジネス的に成功したほうが良い。
だからビジネス的に成功しそうな企画を選びたいというのは、どんな事業開発マネージャーにも共通する志向だろう。

ビジネス的に成功という言葉はとてもあやふやだ。
一人ひとり定義が違うだろうし、同じ人でも時と場合によって判断基準を変えてしまうかもしれない。
だがこの質問を問いかければブレることはない。

「その事業はスケールできるのか?はたまた高収益化できるのか?」

スケールできるか

ビジネスがスケールできるのかという問は、そのビジネスモデルを展開して別のマーケットにも適用できるのかどうか、という問に置き換えられる。
ある顧客層から別の顧客層へ、ある地域から別の地域へ、日本市場からアジア市場へ、などいろいろなバリエーションが考えられるが、根底にあるのは完全に、またはほとんど同じビジネスモデルを反復させることができるということ。

一度成功したモデルを別のマーケットでも反復できると大きなメリットがある。
まず、純粋に新しいマーケットの分だけ売上を増やすことができる。
スキルやナレッジ、リソースが社内に溜まっているはずなので、マーケットを変えても他社が一から同じ事をするよりも早く正確にできるはずだ。
また、場合によっては資産も再活用でき、資産回転率が上がって利益率も改善するだろう。

高収益化できるか

ビジネスの目的は、つまるところどれだけ利益を稼ぐことが出来るかだ。
あくまでも売上の大きさは最終利益を稼ぐための手段であり、目的ではない。
一番重要なのは最終利益を出来るだけ多くだし、キャッシュフローを出すことだ。

そういう意味では期待できる最大の売上のインパクトが2,3%で取るに取らないボリュームの新規事業であったとしても、利益への貢献が10%見込めるのであれば十分に価値があるといえるだろう。
たとえスケールする余地がなかったとしても、高収益事業はさらにメイン事業を拡大するための投資資金を稼ぐ有効な支援ビジネスとなりえるのだ。

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