2013/06/29

このご時世に仕事があるだけでもありがたい、というメンタリティ

たまに、「このご時世に仕事があるだけでもありがたい」という言葉を聞くことがある。
仕事が忙しい、とか仕事に不満を持っているという愚痴に対する返答だろう。

聞いた感じでは慎み深くて日本人の美徳とするところなのかもしれないが、私は好きではない。
仕事にあぶれたり、明らかに自分がやりたいと思っていない仕事をさせられている人が発することばだ。
いくら仕事を探してもなかなか見つからなければそういう気持ちになっても仕方がないかもしれない。
だが、そんな消極的なメンタリティでは仕事を楽しめないではないか。

仕事は与えられるものではなくて求めるもの。
本質的に人から仕事を与えられる立場であるサラリーマンにも、その程度の自由はある。
もっと正確に言うと、その程度の自由を求める自由はある。

今の仕事がやりたくない仕事なら、転職して本当にやりたい仕事をすればいい。
すぐにその職につくのが難しければ、いくつかの職を経てその職に辿り着くなり、その業界に人脈を作るなり、方法を考えて実行していけばいい。
その自由の海を泳ぐ意思がなければ、人の意思という波に流されてしまうだけ。

日常の仕事でも同じことが言える。
自分に仕事が沢山たまっている今の状況は、周りの環境や他の人の仕事によって生み出された仕方ない状況なのだ、と考えている人は仕事に追われてばかりで自分から仕事を追うことができない。
仕事に流される人は仕事に追われてばかりいて仕事を追うことはできない。

武士は食わねど高楊枝のメンタリティで、高望みして仕事を追おう。
ただ、自信を持つことと間違えて横柄になってはいけない。
所詮人はひとりでは大した仕事をできるわけがないのだし、誰かに必ずどこかで助けてもらう場面があるはずだ。
情けは人のためならずというが、横柄な態度でいると自分を助けてくれるはずの情けもかけてもらえなくなってしまう。
そんな人は成功できない。

「私のようなできそこないに仕事を下さってありがとうございます」というメンタリディではなくて、「私はこんなことをやってきてこんなことがしたい、だからこの仕事をさせてくれ」というメンタリティで行こう。

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