2013/08/23

ビジネスパーソンのインプットとアウトプットのバランス

in and out

ビジネスパーソンが自分の成長を考えるとき、インプットとアウトプットのバランスがとれているか、と自問することが重要だ。
読書や勉強、セミナーへの参加、勉強会への参加などが有効なインプットになるだろう。一方、アウトプットと言えば、試験の受験や勉強会の開催、何らかの個人ビジネスの実践などがあるだろう。ビジネスパーソンが一日の中で一番時間を使っている仕事ももちろんアウトプットの場だ。

勉強や学習に邁進するのは重要だが、たまに振り返ってインプットとアウトプットのバランスが取れているか、と自問するのは学習の効果を最大化する上でとても重要なことだ。


インプットが過ぎてアウトプットがおろそかになっていると、知識の量が増えて物知りにはなれるかもしれないが、知っているだけで実践できない頭でっかちになってしまう。
知識は実践を通じて血肉にしなければ役には立たない。習得しようとしていることが何らかのスキルであれ、思考方法であれ、何度も何度も反復練習というアウトプットを繰り返して寝ていてもできるくらいになっていなければ、いざと言うときにそのスキルや思考方法を活用することはできない。

一時コンサルティングファームで使われている様々なフレームワークに関する書籍がたくさん出版されていてベストセラーになっていたが、フレームワークを使いこなせるようになった人は少ないだろう。それは本の質が悪かったということではなく、読んだ人のほとんどがフレームワークってこういうものか、と理解しただけで満足してしまい、様々な場面でそのフレームワークを使ってみて習得しようとしなかったからだ。


一方、アウトプットが過ぎてインプットがおろそかになっていると、成長スピードが鈍化してくる。
仕事をしていれば、今までの自分の知識やスキルでは解決できない課題が現れるなんとことはしょっちゅうあるだろう。もしかしたらこれまでの方法の質やスピードや量を向上させることで解決できるかもしれない。しかし、世の中には同じ課題に既に直面し、よりよい解決方法を知っている人がいるかもしれない。そんな時にはインプットこそが重要なのだ。
英語で良く言われる表現で"Don't reinvent the wheel"という言葉がある。「車輪をもう一度発明するな」という意味だが、誰かが良い解決方法を知っているかもしれないのに全部自分で考えようとするなということだ。


サラリーマンはアウトプットが超過する傾向にある。なぜなら仕事の時間が長いし、仕事の質は本質的にアウトプット型だからだ。サラリーマンは若手のうちにとにかくインプットに励み、徐々にアウトプットの場を増やしてインプットとアウトプットのバランスを取るのが良いだろう。
年をとって、若いころに遊んでばかりいるんじゃなかった、と後悔する人は多いかもしれないが、若いうちにあんなに勉強ばっかりするんじゃなかった、と後悔する人はそうそういない。


photo credit: shortie66 via photopin cc

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