2013/08/07

事業をスケールアウトする具体的オプションは?


前回、前々回とサムライインキュベートのサービス、ブーケミー(bouque.me)について取り上げ、スケールできるかどうかについて書いてきた。以前も何度も新規事業はスケールできることが重要であると述べてきたが、具体的に事業をスケールするときのオプションにはどのようなものがあるのか考えてみよう。

参考エントリー:

地理的マーケットの拡大

一番わかり易い方法は、地理的なマーケットを拡大するという方法だ。一つの国で普及したサービスや製品を別の国で提供する。近頃はグローバル化が進んだため、事業を企画する段階で世界展開を前提としていることも多いだろう。

タイムリーなニュースだが、セブン銀行は米国のATMの運営・管理事業を買収し、素早く同社のユニークなビジネスモデルを米国マーケットへ展開しようとしている。

地理的なマーケットを拡大するスケールアウトは、製品の移動を伴わないウェブビジネスやソフトウェアのようなビジネスに適している。新しいマーケットへの進出にかかるコストが人件費と小さなオフィスを構える程度で済むため、手軽に新しい市場でテストマーケティングを実施し上手く行かなければ撤退できる。

類似ビジネスへのスケールアウト

ブーケミーのエントリーで提案した宴会の前払いサービスなどは、まさに類似ビジネスへのスケールアウトだ。類似ビジネスへのスケールアウトでは、既存ビジネスと類似した課題を解決する新たなビジネスを立ち上げることで、事業を拡大する方法だ。

この方法では、新たに拡大する類似ビジネスと既存ビジネスの近似性によっては、既存ビジネスでの経験で培ったノウハウやアセットを上手く活用して、より素早く効率的に新規事業を興すことができるだろう。

ターゲットの変更

これは既存事業のターゲットを新しく設定し直し、新しいターゲットに最適化した既存商品を提案する方法だ。お茶のような幅広い年齢に受け入れられる飲料や、日用品ならばこの方法が有効かもしれない。しかし、この方法はなかなか商品を選ぶのではないだろうか。なぜなら、ターゲットの属性が変われば、ニーズやペインも変わってくるからだ。

商品を変えるスケールアウト

もし顧客ロイヤルティが高い会員制ビジネスを展開しているのなら、販売する商品を変えることでスケールを出すことができるかもしれない。例えば受講者のハートをがっちり掴んでいるセミナー講師が自分の著書やセミナーのDVDを販売すれば、高確率で受講者は購入してくれるだろう。さらに、他の講師のセミナーへ送客することでアフィリエイトビジネスを行うこともできるだろう。

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