2013/08/16

KEIアドバンスの新規事業

高校生向けの学習塾を展開する河合塾グループ傘下のKEIアドバンスという企業がある。KEIアドバンスが大学向けコンサルティング事業を本格化するという新聞記事を見て興味がわいたので、同社と大学向けコンサルティング事業というものを少し調べてみた。

KEIアドバンスの既存事業は、高校生や大学生向けのメディア事業、大学向けのソリューション事業、大学生・社会人向け予備校、英語教育事業などがある。大学を顧客とした事業としては、大学向けの広報誌作成や入試の運営代行、願書受付〜入学の事務処理をオンラインで行えるシステム提供などを行なっている。
既存事業で育まれた大学との関係性によって個別にコンサルティングの相談を受けることがあり、需要があると判断してコンサルティング事業を本格化するのだそうだ。


KEIアドバンスの大学向けコンサルティング事業では、大学の学部新設や再編に関するアドバイスを行う。時代が求める人材要求の変化と少子化により学部新設・再編の動きは活発のようなのだが、定員割れする私立大が多いため国が審査を厳しくしたのだそうだ。そこに、コンサルティングへのニーズが生まれた。
KEYアドバンスの強みは、グループの学習塾事業で高校生の意識調査結果などから得られたデータを活用した、事実に基づいたコンサルティングだ。


既存事業から得られた知見や情報を活用して新規事業につなげる新規事業開発の形態はよく見られる。河合塾の経営から得られた高校生の客観的なデータからKEIアドバンスが大学のコンサルティングを行うのはまさのその一つであるし、他にも最近問題になっていたJRが顧客のSUICA利用履歴データをビッグデータとして販売するというのも近しい形態の新規事業開発だ。

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