2013/09/15

進撃のマッチングサイトビジネス


『いこーよ』ロゴ

最近「進撃」という言葉が大流行なので・・というのはさておき、Webプラットフォームを活用したマッチングサイトが多様化し、ニッチ化し、増え続けている。
例えば親子のための遊び場検索サイト「いこーよ」。マッチングサイトがひしめき合っている職業検索サイトや賃貸物件検索サイト、中古車検索サイトなどに比べると、ニーズを持っている人は小学生以下程度の子供を持つ親に限られ、扱っている情報の性質上マネタイズも難しそうだ。しかし、それでもアフィリエイト広告、タイアップ広告、クーポンなどでビジネス化出来ている。しかも月間ユーザー数は300万ユーザーにも及ぶという。

検索サイト形式のマッチングサイトは、初期投資がさほどかからず幅広いニッチなニーズでビジネスが構築できる、一種の起業の型とも言えるだろう。
私自身、起業するのであればマッチングサイトから入るのがいいだろうと思っている。そんなWebプラットフォームのマッチングビジネスの特徴を考えてみよう。

ニーズが無限に広がっている

マッチングニーズは日常の至る所に転がっている。例えば私は一時期博物館に行くという趣味を持っていたのだが(残念ながら一過性の趣味で終わってしまったが)、各博物館のサイトに訪問してみないと、どのような展示がなされているのか分からない。これも立派な博物館検索サイトのニーズだ。マネタイズするのは難しそうではあるが。

マッチングビジネスの要は、世の中にあるどのような情報ギャップをマッチングサイトで解決するかという点にあるが、その情報ギャップは日常生活のなかで沢山発見することができるはずだ。

情報ギャップを満たすのは別の個人や企業

マッチングサイトの優れているところは、情報ギャップというニーズを満たすために最も重要なパーツである情報を他の利用者である個人や企業が満たしてくれるという点にある。知りたい人と教えたい人が情報を共有するためのプラットフォームを用意してあげればマッチングサイトは成立するのだ。無論、その場を使った情報交換の促進やマネタイズ方法を検討するという別の課題も検討しなければならない。

同じ情報ギャップを満たす仕事として士業やコンサルタント、スペシャリストという存在がある。これらの仕事は自分自身が情報プラットフォームであり続けることが不可欠があり、情報の収集と蓄積のために膨大な努力が必要だ。

ローンチまでの障壁が低い

マッチングサイトはローコストに始めることができる。
プラットフォームの構築はPHPやRubyといった動的Webサイト構築用の言語を使って構築されるが、一度構築が完了してしまえばすぐにサービスを開始できる。もちろんWebサービスを動かすためのサーバや回線の準備が必要だが、最近ではAmazon Web ServiceのようなPaaSやIaaSのお陰で初期投資いらずでローンチできる。PaaSやIaaSの存在も最近のマッチングサイトの繁栄に一役買っていることは間違いない。

だが、マッチングサイトにはマッチングサイトなりの新しい課題がある。まず情報を必要とする人達と情報を提供したい人達が集まらないことにはプラットフォームはただの場だ。だからこそマッチングサイトにおいてはユーザーを集めるためのマーケティング(最近のバズワードで言えば「グロースハック」)が致命的に重要なのだ。そして利用者を根付かせるための施策としてユーザーエクスペリエンスを向上させる努力も継続しなければならないのだ。

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