2013/09/19

誰もが待ち望んでいた部屋に設置できるTOTOの介護用水洗トイレ



TOTOが新商品の介護用トイレをリリースした。部屋の中で要介護者のベッド付近に設置可能なトイレだ。
これまではベッド付近に置ける介護用トイレは存在していたが、くみ取り式のため手間がかかるし匂いもきつく、不衛生であった。ベッドのすぐ横に設置できる水洗トイレは介護が必要な家族にはずっと望まれていた商品であったことだろう。

昔から存在していたニーズ

私自身お世話をしたわけではないが、私の祖父が歩行困難で介護が必要であった。トイレの時には必ず誰かが付き添って連れていかなければならず、介護者の負担は大きかった。かと言ってくみ取り式のポータブルトイレを部屋に置いておくと匂いが気になってしまう。
要介護者がいる家庭では部屋に置ける水洗トイレに対するニーズは間違いなく存在していたはずだ。だが、漸く今になって商品化されたのは何故なのだろうか。

一番ネックになっていたのは、部屋に水洗トイレを置くことはできないという固定観念ではなかっただろうか。
絶対こんなのがあったら便利なのにな〜、という発想は誰もがすることだろうが、実現を本気で考えられる人は少ない。部屋の中に上下水道の引いてくることなんて戸建てでしかできない。そこまでする人はいるはずがない。そういう思い込みが開発者にもあったのではないか。

部屋のなかにトイレ用の下水配管を引くのは確かに難しかったのかもしれない。しかし、排泄物を粉砕して流すことで細い塩ビパイプを使用できるようになり、大掛かりな工事をしなくても済むようになった。恐らくこれは新技術というわけでもないだろう。
問題を解決する方法は既にあったのに、介護ベッド付近に設置する室内水洗トイレという明らかに存在していたニーズを満たすことはできなかったのだ。

この介護用水洗トイレ。値段はなんと50万以上する上に別途工事費用が必要だ。もちろん戸建てでないと工事はできない。それでも購入したいという人は少なくないのだろう。


この水洗トイレに限らず、今ある技術や方法を組み合わせることで解決できる未解決のニーズは沢山あるのではないだろうか。それだけ新事業の可能性は残されているということだ。

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