2013/11/20

規模というアセットと、後追いという戦略で他を圧倒するセブンイレブン・ジャパン 1/4

セブンイレブンのロゴ

コンビニ業界は日本にある産業の中でも特に競争が激しい業界の一つだ。約8兆円という大きな規模を誇り、全国に存在するコンビニの店舗数は5万店を超えたという。そして、上位4社でなんと業界全体の90%のシェアを占めるという、上位企業が市場を支配している業界でもある。

そんな中でもセブンイレブン・ジャパンが圧倒的な1位を占めているのだが、どのようにしてセブンイレブンが圧倒的な地位を築いているのか、その秘密を暴いてみたい。そこには多くのトップ企業が自社の優位性を保つためのヒントがある。

コンビニという業界

コンビニ業界は先にあげたとおり、全国で5万店という凄まじい店舗数を持つチェーンビジネスである。コンビニ上位4社でマーケットの90%を占める老成したマーケットでもある。特にシェア率の高いトップ4の企業を1位から順番に上げると、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、サークルKサンクスとなる。トップのセブンイレブンは特に巨大で、1社でコンビニ業界の約4割を占める3.2兆円の売上高を誇り、2位と3位を合わせた売上に違い。

東洋経済新報社「2013年版業界地図」参照

4社がトップランカーとはいえ、実際はセブンイレブンの一人勝ち状態なのだ。店舗数でも2位のローソンの1.4倍、日販(1店舗あたりの1日の売上)でも2位のローソンよりも20%多い。規模でも収益性でも、セブンイレブンが他を圧倒している業界なのだ。

 
 
 
業界の歴史がある程度古くコモディティ化されている場合、再編とブランドの固定化が進み、上位数社で大きなマーケット・シェアを占める。そういう意味ではコンビニは老成したマーケットなのだが、この業界の面白いところはマーケットが老成しているにも関わらず日々進化を遂げている活発な業界でもあるということだ。

そんな老成したマーケットでありながら競争の激しいこの業界において、どのようにセブンイレブンが今の競争優位性を築いているのか、次回以降のエントリーで見て行いこう。

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