2013/11/08

英国式パブの合理性

イギリスへ出張の機会があったので、酒好きの私は毎晩のように同僚と英国式パブに入り浸っていた。イギリスといえばエール(ビール)ということで、エールを心ゆくまで堪能。
パブでは二つの発見があった。それは、一般的にけちょんけちょんに言われるイギリスの料理は意外なことに美味いということ、そして英国式パブの合理性だ。


英国式のパブでは、席についたらバーカウンターまで行って飲み物や食べ物を注文する。ドリンクはその場で注いで渡してくれるが、料理は全て出来上がったら席まで持ってきてくれる。そして一回の注文ごとにお金を払うという形式になっている。
日本でも英国式パブのチェーン「HUB」に行ったことのある方にはお馴染みかも知れない。ある意味、日本の立ち飲み屋が似たような形式かもしれない。

英国式パブの良いところは、居酒屋やバーなどに比べるとオーダーを取ったり配膳のために客席に行く必要が少ない。料理も複数頼んでも可能な限りすべての料理を1回で運ぶようにしているようだ。この仕組のお陰で、50席以上は余裕で有りそうな大型の店舗でもフロアを担当している店員は一人か二人であった。

客としては店員がほとんど席に来ずセルフサービスなので、フルサービスに慣れた人にはサービスが悪いと感じるかもしれないが、私としては気楽に飲めるという印象を得た。テーブルチャージもないから、気軽にエールを一杯だけ飲んで帰るという粋なイギリス人の若者も多かった。
また、合理的な仕組みのおかげか、物価が高いイギリスにあって比較的安価な価格設定でもあった。


日本にはまだ英国式パブといえば個人経営を除けばHUBぐらいしか存在しない。合理性が高く、気軽に飲みやすい業態なので、日本でももっと潜在的な需要はあるのではないだろうか。

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