2013/11/30

動画プロモーションの重要性

動画

昨今、新しいWebサービスを使ってみようとすると、ほぼ必ずそのサービスについてのプロモーション動画や、スタートアップマニュアル的な動画がサイトに埋め込まれている。また、ECショップでも商品の説明のために動画が使われ始めている。

数年前までは動画をサイトに埋め込むなんてサイトを重くするだけだから、動画がメインコンテンツの場合以外は嫌厭されていた。だが、ハードウェアの高性能化やHTML5の出現によって、動画がサイト内に埋め込まれているのが当たり前の時代になってきた。さらにスマートフォンやタブレットの普及と、動画を簡単に録画・編集、アップロードできるアプリが無料でも手に入るため、10年前や20年前と比べるととてつもなく簡単に動画を録画してWebサイトに上げることができる。

そんなテクノロジーのトレンドの流れを組むように、Webサービスや商品紹介でも動画の活用が当たり前になってきたのだ。


動画自体は何ら新しいものではなく、数十年も前から存在する技術だ。当たり前の話だが、テレビCMも動画を活用した商品やサービスプロモーションで、ほとんどの消費者が慣れ親しんでいる。だが、Webサイトでサービスや商品の紹介に動画を使うことが、驚くほどコンバージョンに結びついている

動画プロモーションの効果

返品自由で有名な米国の有名ECショップZapposではスタッフが商品について説明する1分程度の動画をアップしているが、動画がない商品のコンバージョン率が6%であるのに対し、動画がある商品のコンバージョン率は最大30%にまで達するのだという(日経MJ 2013/11/22 P.3)。

今動画をまったく活用していないECサイトが全ての商品に動画を載せたからといって、突然売上が5倍になることはないだろう。だが、売れ筋の商品に絞り込んで動画プロモーションを行えば、安価なコストで大きく売上を伸ばせる可能性を秘めている。

なぜ動画が受けるのか

なぜ動画のプロモーションを行った商品やサービスのコンバージョン率が上がるのだろうか。その理由は次の4つが考えられる。

■分かりやすい

テキストによる紹介文と全く同じ内容を伝えるにしても、動画にすると視覚的な情報が増えるため理解しやすさ、分かりやすさが格段に高まる。もちろんテキストの紹介文に画像が追加されれば、テキストだけの紹介文よりも情報がはるかにリッチになる。だが、さらに動画にすることで臨場感が生まれるのだ。この臨場感は、物理的な商品であれば自分が利用しているイメージがより強く思い描ける。Webサービスのスタートアップマニュアル動画であれば、そのサービスでできることや利用手順をより深く理解できるため、よく分からないからこのサービスはもういいや、と投げ出される可能性が減少する。

■専門家による紹介の信頼性

Zapposのように従業員が商品を説明する動画を見ると、プロが言っているんだから間違いないだろうという安心感を感じる。特にECのように実際の商品を見ることなく買わなければならない場合、専門家のひと押しが購入ボタンを押す最後のきっかけになる可能性は高い。
求めてもいないうんちくを垂れ流す専門家の説明は鬱陶しいだけだが、もう少し詳しく知りたいと思っている時の専門家の説明はまるで神の声のように聞こえるだろう。

■SNSと動画配信サイトのおかげでバズられる

コレは動画のおかげというより、動画配信サイトのおかげと言える。SNSや動画配信サイトが生まれる前、面白い動画があったとしてもそれを友達に手軽にシェアする方法はなかった。動画を見たければ、どこかのサイトにアップロードして、そのURLを友達に渡す必要がある。そしてURLを渡す方法はメールや掲示板くらいしかなかった。URLを渡された友達は一旦その動画のファイルをまるっとダウンロードし、動作の重いWindowsメディアプレイヤーなんかを立ち上げてようやく動画を見ることができる。

ところが現代では動画配信サイトに掲載されているURLを手軽にSNSやTwitterでシェアすることができる。見る側も、わざわざ動画ファイルを落としてメディアプレイヤーを起動する必要などなく、ブラウザ上ですぐストリーミングが開始される。動画をシェアする側も見る側も非常に簡単になったため、面白い動画やタメになる動画はシェアされバズられ多くの人の目に留まる用になる。

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