2013/11/24

リーディングマークのrecmeは採用における動画利用モデルを作れるか?

インタビュー

社員採用領域でにわかに盛り上がる動画を使った新ソリューション。前回のエントリーでは、米国で普及し始めているビデオ面接ソリューションを紹介した。

ビデオ面接の紹介エントリーでも述べたとおり、日本は地理的に米国よりも狭く、しかも東京一極集中のため、米国と同じようなビデオ面接ソリューションの普及は難しいだろうという考察を書いた。米国のトレンドに数年遅れて似たようなStartupが現れる日本だが、ビデオ面接ソリューションは米国最大手のHire Vueが創業してから既に10年も経過したにもかかわらず、まだサービスを開始したStartupは日本には存在していないようだ。

そんな日本の採用マーケットにおける動画活用だが、リーディングマークの「recme」は興味深い活動をしている。

リーディングマークは東大卒のまだ20代の飯田 悠司代表取締役に率いられている、社員採用領域のStartup企業だ。同社は新卒向け採用イベントへの集客や、採用プロモーションのコンサルティング事業を手がけている創業5年目の若い企業だ。そのリーディングマークがサイバーエージェント・ベンチャーズから5000万円の出資を受け入れてアルファサービスを開始した「recme」というサービスが興味深い。


recmeは、Face to Faceの面接をビデオ面接に置き換えようとする米国のビデオ面接ソリューションとは根本的に仕組みが異なる。recmeでは学生が自分のプロモーション動画を作成し企業へ送付できるプラットフォームを提供する。学生達のレジュメ代わりにプロモーションビデオを企業に見てもらうという仕組みだ。

現在アルファサービスだが、それでもトヨタやユニリーバ、NTT東日本など、大手の企業に食い込んでいるようだ。サイバーエージェント・ベンチャーズからの出資金を使ってまずは無料サービスで試しに使ってもらっているところなのだろう。キャッシュポイントも決まっていないはずだ。それでも、一度大手企業とパスができていれば後から有料サービスを提供して換金化しやすくなる。ピボットしてサービスを変更したとしても売り込みやすい。


サービスとしてどれだけ普及するか、そして換金化することができるかはまだまだ未知数だが、面白い試みだ。日本企業における人材採用は非常にローテクだが、recmeは動画を活用した新たな採用モデルを作り上げていく可能性を秘めている。

関連エントリー:
 
  

0 件のコメント :

コメントを投稿

LinkWithin

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...