2013/12/29

スタートアップ業界が新しい動きを見せ始めた2013年

スタートアップ

Tech Crunch Japanで2013年にイグジットに成功したスタートアップ企業10社のリストが発表された。

株式公開でエグジットしたスタートアップも多いものの、時価総額はまだまだ百数十億円から350億円程度と米国でエグジットしたスタートアップに比べると小さい印象だ。それでも日本におけるスタートアップ企業の環境は良くなってきていることが伺える。

エグジットだけでなくスタートアップ企業への投資環境も良くなってきている。スタートアップ専門メディアのThe Startupによると、2012年に1億円以上の資金を獲得したのは33社であったのに対し、2013年は70社に及んだという。対前年比212%に及び、スタートアップ企業が資金を得やすい環境に成熟しつつあることが分かる。

また、日経新聞でも12/28の記事で、ソニーや日産など10社を超える国内大手企業が合同で米国シリコンバレーのVC・インキューベーターに3億ドル規模の資金提供を行うことが報じられた。VCやインキュベーターと協力し、いち早く最先端の技術を使ったベンチャーを発掘して自社に取り込もうという大企業の思惑が見える。これまで日本の大企業は自前主義が強すぎるため、資金や人材といったリソースは潤沢にあったものの本当に新しいと言える技術革新は少なかった。しかし、R&Dをスタートアップにまかせて大企業は製品化・事業化に徹するという米国IT業界のようなエコシステムを築くことができれば、日本の大企業のイノベーションサイクルが早くなるだろう。

日本のテクノロジー系大企業には、さっさと時代遅れになった垂直統合モデルを捨て去って、スタートアップをやVC・インキューベーターを交えたエコシステムの新しいイノベーションモデルを作り上げていってもらいたい。そして日本でももっとスタートアップ偉業が元気になれる環境が整って欲しい。
 
  

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