2013/12/25

ランサーズの試み「マイチーム」機能

クラウドソーシングと言えば、昨今のHR業界の中で最も勢いのあるトレンドの一つだ。国内プレイヤーではランサーズやクラウドワークスが存在するが、ランサーズが新しい試みを開始した。
それは、これまで基本個人対個人、ないし企業対個人で受注側が必ず個人であったが、チームで受注することができる仕組みができあがった。


受託開発型ビジネスを喰う

このニュースの何がすごいのかというと、これまで仕事の発注が対個人であったことに起因してどうしても小粒な発注にならざるを得なかったクラウドソーシングだが、今後ランサーズではもっと大規模な開発やプロジェクトの外注も可能になるということだ。例えば、あるウェブサービスのアイディアと資金を持っているが他は何も持っていないという人であれば、開発者、デザイナー、ディレクター(PM)のチームにまるっとサービスの作成をアウトソースすることができるということだ。普通の受託開発型のIT事業者へ発注するよりも大幅に安く同等の納品物を獲得することができるだろう。

個人評価の重み

チーム機能解禁によって生み出されるであろう他のメリットの一つは、個人評価の重要度の高まりだろう。

記事によると、マイチーム機能では複数のプレイヤーと協力して受注・作業を行うことができるが、チームメンバーは元々の知り合いでもいいし、会ったこともない人達とのコラボレーションも可能だ。初めての人達とチームを組むようになると、一人ひとりのスキルや実績というのがチームメンバーに加えるか否かの重要なバロメーターになる。するとこれまでにも増して、ランサーズ上での発注者の評価と実績が重要度を帯びてくる。

発注者からの評価と実績の重要性が高まると、ランサーズ上でのビジネスのレベルが高まることになるだろう。特にシステム開発系の案件では、高単価商品の受注のためにチームとしての受注を望む人が増えるはずだ。チームメンバーとして迎え入れられるためには他の同等のスキルを持つ人達よりも優れた実績と評価が必要になり、ランサーズというプラットフォームの中でさらなる競争が生まれ、登録しているフリーランス同士の競争が激しくなる。


マイチーム機能の実装によって、今まで取り込めていなかった高単価・高付加価値の案件を取り込むことができるようになる。これはクラウドソーシングの領域を大きく前進させることになるだろう。また、フリーランサーの経験も多様化し、競争性が高まることで品質の向上にもつながるかもしれない。
 

  

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