2013/12/11

Freeeとユビレジの連携でさらに広がる楽天経済圏

スマートペイとユビレジ

前回のエントリーで取り上げた、クラウド型会計ソフトのFreee。ただでさえ銀行口座やカード会社と連携していて便利なのに、ちょっと調べてみたらさらにユビレジとまで連携しているのだ。明らかに中小の小売をターゲットにした連携であることは明らかだ。

ユビレジは楽天経済圏のスマートペイとも連携している、iPadをレジとして使うことができるクラウドソリューションだ。POSシステムに過大な投資ができない中小飲食や小売業向けのレジシステムだ。しかもこのシステムを導入するとスマートペイを利用して3.24%の低い手数料でカード決済の仕組みを手に入れることができるのだ。これから個人で飲食店を始めたいなんていう人も、iPadとスマートペイのリーダーを購入してユビレジにサインアップすれば、それで決済の仕組みが全て整うというわけだ。さらにFreeeに登録すれば、もれなくユビレジの決済情報がFreeeにアップされるので、手間いらずで帳簿のアップデートまでできてしまうという至れり尽くせりぶり。

利用者の視点で見れば、これは便利極まりない。個人商店のような中小企業からすれば、決済システムの調達と帳簿を付けるという手間が一気に解決する。とはいえ現時点では利用する企業に結構なITリテラシーや会計知識を要求するものの、システムの磨きこみが進めばほとんど手間なしで導入・利用できることになるだろう。また、そこで買い物をする消費者にとっても、これまでカード決済できなかった店舗でもカード決済できる可能性が広がったという点で恩恵がある。

ユビレジもFreeeも国内のStartup企業のシステムだが、一番インフラとなる決済を抑えているのは楽天だ。楽天は既にECは言うに及ばず、クレジットカードとスマートペイという決済の仕組みまで持っている。ユビレジとの連携、さらにそのユビレジとFreeeとの連携でお金の流れに対して触れることができる領域が大幅に広がってきていることが分かる。ここから楽天はどこへ向かうのだろうか?それは誰にもわからないだろうが、お金の流れに対するリーチが広がるのは間違いなく楽天経済圏にとってプラスだろう。


正直これから中小や個人店が決済の仕組みを調達するならスマホ・タブレットを起点にしたユビレジ、スマートペイ、Freeeのようなシステム以外は考えられない。そしてその裏で楽天経済圏はお金の入口から出口まで、日本国内のお金の流れを制御する存在に肥大化していく。
  

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