2013/12/28

Popexpertに見るオンラインコーチングの可能性

Popexpert

ビジネス書籍をよく読む人は、欧米のエグゼクティブがコーチングを上手く利用して実績を上げていることをご存知だろう。欧米企業のエグゼクティブ達は自費でコーチングを受ける場合もあれば、会社としてコーチを雇ってコーチングをエグゼクティブに提供することもあるようだ。ともあれ、日本と比べて欧米でコーチングが浸透している事が分かる。

本で得た知識にすぎないのだが、コーチングとはどのようなものかというと、コーチとの対話を通じて多岐にわたる自分の課題を解決していくことだ。この課題にはエグゼクティブならば会社の課題の解決が含まれるし、他にも特定のスキルの育成や、人生をより楽しむという課題も人によってはあるだろう。友人でも知人でもない相手ということで、自分の抱えている課題やそれに対する感情などを隠すこと無く吐露できるのかもしれない。


最近ではこのコーチングをPopexpertというスタートアップ企業がオンラインで完結させる仕組みをサービス化している。コーチングというサービスの要素を考えると、基本的には1対1の対話であり、Skypeのようなオンラインコミュニケーションツールとの相性は良さそうだ。PopexpertはただのvoIPのコミュニケーションツールではなく、コーチのマーケットプレイスやスケジュール機能、決済機能を持たせることによってコーチングプラットフォームに作り上げている。実際に利用している人の声を聞かなければ分からないが、音声と相手の表情を見るためのカメラがあればコーチングに必要十分だろう。

欧米では比較的コーチングが普及してきているとはいえ、まだ一般社員が当たり前に受けるようなものではない。本質的にはまだまだニッチなマーケットだ。そして値段も高い。サイトを見ると1セッションあたり$50〜$250程度と結構幅広く、日本ならちょっとしたカルチャースクールの月額に相当する値段設定である。初回レッスンは半額で受けられ、しかも今なら登録時に$100分のディスカウントを受けられるようだが、それでも初めて使う抵抗感と2回目以降に正規の値段を払う抵抗感は少なくなさそうだ。高単価商品でありながら、いかにユーザーに初回利用してもらい、そして再利用してもらうかが成功の分かれ道になりそうだ。


個人的には日本にもオンラインコーチングサービスは数年後に流行り始めるのではないかと思っている。いまフリーランスや個人としてビジネスに携わる人が増えており、そのための環境、例えばクラウドソーシングサイトやグループウェアなどのフリーランサーが仕事を円滑に勧めるためのツール類が急速に充実してきている。フリーランスや個人のビジネスパーソンが増えてくると、経理処理やキャリア、ビジネスの広げ方を相談する相手が必要になってくるだろう。その場所をオンラインコーチングが担うのではないだろうか。
 

  

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