私が以前企画していたクラウド名刺ビジネスについて書いてきていますが、
前回まではそれがどのようなサービスであるか、とどのようなメリットが
あるのか、ということを説明してきました。
今回はこのサービスのターゲットと、そのターゲットへの売り方、そして
キャッシュポイントをどこに設けるかについて書いてみたいと思います。
このサービスでは個人が基本の単位になるので、個人についてまずは
スポットライトを当ててみましょう。
このビジネスのターゲットは、まずは必要条件として名刺をよく使用する
(交換する、整理する、連絡先を探す)人でなければなりません。
さらに、こうした技術を比較的抵抗感なくIT系やWeb系の仕事をしており、
職種としては営業職など他社との交流が多い人物、というような
プロファイルを描いていました。
そして、このようなターゲットに影響力を持っていると考えられる
アルファブロガーと販促を仕掛けるということも構想していました。
個人の利用に関するキャッシュポイントの儲け方ですが、まずはじめに
浮かんだの本人性が重要なので、本人確認書類などを通して個人を認証し
アカウントに認証マークをつけるサービスを考えました。
ツイッターのCertifiedアカウントみたいなものですね。
さらに、アカウントで管理できる名刺枚数に制限を設け、月額課金する
こともできるようになります。
一方、ターゲットとして企業を忘れてはいけません。
社員個人の人脈を活用することが出来れば、営業フェーズにおける
顧客の情報収集や、ビジネス拡大の際のアライアンス・パートナーの発見
など、間違いなく役立てることができます。
そのためには社員がその会社に所属しているという証明が必要になります。
そのプロセスを有料サービス化することができるでしょう。
また、社員個人の人脈となると膨大なDBになるので、この情報を
見える化し検索しやすいUIにおとしこみ、この使用料に 課金ということも考えていました。
他にも、採用活動でも活用でき、収益化することを検討していました。
当時は見送りになしましたが、未だに結構行けるんじゃないかな、と思う企画でした。
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